昔あった消費者金融一覧(廃業、倒産)

一時期は大きな企業として知名度も高かった武富士が倒産し、2006年には貸金業法全面改正によって上限金利が引き下がり、過払い金の請求が増えるという事態が増え始めました。
それによって、多くの消費者金融が倒産や吸収合併によって廃業という形になっていきました。
今回は廃業した消費者金融と、廃業した消費者金融から借りている借金について解説していきます。

 

参考1:多重債務問題と平成18年の貸金業法改正
参考2:おすすめ消費者金融ランキング2022|失敗のない消費者金融の選び方
参考3:即日お金借りるなら?今すぐ借りたい時のおすすめ方法【2022年保存版】

 

廃業した消費者金融

アイク

アイクは外資系企業の会社だったものの、経営統合されてCFJ株式会社のブランドの1つとして残っていました。
しかし、同会社のブランドであるディックと統合したことで完全に名前が消えてしまいました。

 

アットローン

知名度も高かったあっとローンですが、貸金業法改正によってウリの低金利が元会社のプロミスと差別化できなくなり、最終的にプロミスに吸収合併されました。

 

栄光

横浜に本社を置く歴史の長い消費者金融でしたが、過払い請求によって債務額が膨大に膨れ上がったとされており、2016年に倒産しました。

 

キャッシュワン

キャッシュワンは三菱UFJ銀行の銀行系消費者金融会社として開始されたものの、2009年にアコムに吸収合併されたことで、アコム内のブランドとして運営されていました。
現在では新規契約はなく、既存の利用者に対してのみサービスを行っています。

 

アエル(日立信販)

日立信販から最高裁での判決によって社名変更を命じられ、アエルとなったあと、メインバンクや借入先が立て続けに経営破綻したことによって経営が傾き、2008年に廃業となりました。

 

三和ファイナンス

CMが有名だった三和ファイナンスですが、過払い金請求に応じなかったほか、違法な取り立てを行ったとして大きな問題となりました。
2008年に別会社の完全子会社となったものの、2011年に倒産しました。

 

三洋信販

ポケットバンクとしてのCMも有名だった三洋信販は、過払い金請求が増えたころに取引履歴を改ざんしたことが発覚し、業務停止命令が下りました。
結果的にプロミスに吸収合併されてしまい、廃業となりました。

 

武富士

一時期は消費者金融として全国区の有名企業だった武富士ですが、闇金と言われても仕方ないという取り立てや経営状況、そして過払い金請求によって2010年に倒産しました。

 

プリーバ

ネットキャッシングの先駆け的な存在として注目を浴びていたものの、貸金業法改正によって親会社の吸収合併などが重なり、最終的にプリーバというブランドはなくなってしまいました。

 

ディック

元々はダイエーグループの一部だったものの、CFJ株式会社に経営統合され、最終的にはブランドが統一されて消滅しました。

 

ステーションファイナンス

阪急電鉄グループが運営していた消費者金融で、2009年に親会社が金融業から離れたことによって売却されました。

 

マキコーポレーション

一般の他にも学生にも貸し付けを行っていましたが、2006年の上限金利改正によって経営が悪化、2014年に倒産しました。

 

ライブドアクレジット

一時期有名だったライブドアが行っていて消費者金融事業ですが、2006年のライブドア実験によって経営が悪化。
社名変更やフィナンシャルグループとの提携を行ったものの、2016年に倒産しました。

 

丸和商事

CMでも知られていた消費者金融ですが、過払い金請求の増加で経営が悪化し、倒産。
現在はスルガ銀行のダイレクトワンというブランド名で継続されています。

 

GMOネットカード

現在も有名企業であるGMOが以前行っていたネットキャッシングを行うサービスです。
その後、2007年に社名変更して消費者金融業を撤退、貸金業も廃業して現在に至っています。

 

ユニマットレディス

創業以来、女性のみを対象として業務を行っていました。
経営統合されてGFJ株式会社となった後もブランドは残って存続していましたが、親会社が問題を起こして大損失。
2009年にディックに統合されて消滅、ディックも2010年に新規貸付を停止しています。

 

NISグループ

二部上場企業だったものの、過払い金請求にして経営が悪化し、債務超過によって貸金業を運営することができなくなった消費者金融です。

 

SBIイコール・クレジット

ネットキャッシングを中心に行っていましたが、貸金業法改正による対応を行っていたものの、最終的には新規貸し付けを停止して、現在では債権回収などを行っています。

 

消費者金融が廃業したらどうする?

そもそも消費者金融が廃業することはあるの?

消費者金融は貸付を行い、返済時に発生する利息を主な収入としています。
しかし、利用者が他の消費者金融から貸付を行ったり、1回の貸付額が減る、貸し倒れが発生するなどによって貸付額が少なくなれば、その分利息収入も減ってしまうため、それによって徐々に経営が悪化していきます。
特に中小消費者金融はメインバンクからの融資も受けづらいため、一度経営が傾くと廃業になるケースが非常に多くあるのです。

 

消費者金融が廃業したら借金はどうなる?

消費者金融が廃業しても、それまでに残っていた借金は残ったままとなります。
これは会社が持っていた資産を現金化して回収しなくてはいけなく、貸付金は会社の資産として扱われるからです。
倒産した会社は破産管財人に対して返済を行わなくてはならず、みなし貸金業者として資産である貸付金を回収しなくてはならないのです。
そのため、消費者金融が無くなったからと言って借金が無くなるわけではないほか、債券情報が他の金融機関に渡され、そこから返済を求められるケースもあります。
ただ、基本的には債権譲渡前の会社から返済方法を引き継がれるため、基本的には今までと同じやり方で返済していくことが可能です。

 

廃業すると借金が信用情報から消える

みなし貸金業者になると、余計な経費をかけないために信用情報機関などから抜けるのが一般的とされています。
そうなると、信用情報機関は抜けた貸金業者の契約情報を削除するため、信用情報から借金が消えるのです。
滞納情報なども消えるため、借主の中には別の消費者金融でさらに借入を行う方もいます。
しかし、虚偽申告となると強制解約されたり、一括返済を求められる場合もあるので、信用情報から借金が無くなったからと言って油断しないように気を付けてください。

 

廃業した消費者金融過払い金請求はできる?

消費者金融が廃業しても過払い金請求はできますが、速やかに行わないと、会社清算と同時に請求する権利が失われてしまうので注意が必要です。
また、会社清算をもくてきとした廃業は、過払い金請求しても全額帰ってくることがあまり期待できないので気をつけましょう。
加えて、廃業した消費者金融の貸付金が他の消費者金融に移された場合、譲渡先に過払い金請求を行うことが可能です。

 

借入していた消費者金融が廃業した場合は債権回収会社に借金を返済する

借金していた消費者金融が廃業した場合、残った借金は債権回収会社が新たな返済先となります。
債権回収会社に会員債権が移ったことは債務者に通知され、返済方法や返済額、細かな振込先などが詳細に記載されているため、返済のやり方に困ることはあまりありません。
また、会社倒産による債権の譲渡は金融事故にはならないため、信用情報には傷がつかないので安心してください。
返済のやり方も法外なものではなく、法令を遵守した取り立てのやり方なので、取り立てで怖い思いをすることもないでしょう。

 

会員債権が売られる前に過払い金請求を行う

廃業した消費者金融から債権回収会社に会員債権が売られた場合、元々の消費者金融から事前に過払い金請求を行っておかないと、余計な額まで返済しなくてはいけなくなります。
消費者金融が廃業することは珍しくないため、事前にお金を借りている企業が倒産しそうかどうかを確認しておき、過払い金請求する前に会員債権が売られてしまわないように注意してください。

 

まとめ

以前は数多くの企業が参入していた消費者金融や貸金業も、貸金業法改正によって多くが廃業となりました。
廃業した消費者金融からの借金が無くなることはありませんが、過払い金請求は難しいものの不可能なことではありません。
専門家に頼んで行うことで、余計な借金を支払うことなく済ませることもできるので、気になる部分がある方は、すぐに専門家に頼んで余計なお金を払うことが無いように動き始めてみてください。